まずは相談をする

うつ病を治療するためにクリニックに通うのは、最も快方に向かえる方法で、最も効果が期待できる方法です。風邪がひどくなって扁桃炎になったら、ウィルスにかかってインフルエンザになったら、自分の免疫力で治療するのは不可能です。誰もが、その治療のために病院に足を運ぶはずです。それと同じように、うつ病を患った時にもクリニックに足を運ぶのが重要です。そうすれば、なんとなく感じている不調の原因もはっきりして、これからどう不調と向き合っていけばよいかをはっきりさせて、事態を良い方向へと導けます。
風邪かもしれない、体調がおかしくなったかもしれない、だれもが、かもしれないというレベルで医師の診察を受けます。そして、何事もなかったならホッとして帰ります。それと同じで、うつ病「かもしれない」と思った段階で医師は診察を行ってくれるため、異変を感じたならまずは相談をするのが大切だと断言できます。

まずは相談をするのが大切だと言っても、自分で気づくことができなければ相談をする気にもなれないという問題があります。そこで、まずは異変に気づくための知識を蓄える必要があります。風邪を風邪と思わない人はその症状があっても気づいていないだけなのと同じで、うつ病についても、自分で気付ける症状に気づかなければ、気持ちのモヤが何なのかわからず、脱出方法が見えません。適切な治療を施して脱出方法を見つけるために、うつ病の症状を知るのが大切です。
例えば、眠れない、眠りすぎる、というような、過去と比べて明らかに睡眠に対する行動が変わったと感じるときには、うつ病の可能性を懸念できます。また、何をしても楽しくならない、何に対しても悲しくならない、というような、感情の変化が乏しくなってしまいがちです。こういった、体や心が今までと違うような感覚を覚えることがあるなら、早めにクリニックに相談してみると良いです。